今回は、群馬県神流町恐竜センターオリジナルフィギュアのデフォルメタルボサウルスです。
タルボサルスがどんな恐竜かは、タルボサウルス(神流町恐竜センター)のレビュー記事に書いていますので、そちらをご覧ください。
デフォルメタルボサウルス(神流町恐竜センター)
大きさは土台付きの長さ7センチ、高さ5センチ。
ウレタン樹脂でできていて、石みたいに硬くてザラザラした手触りをしています。
2018年12月に発売されたガシャポンの恐竜発掘記7、タルボサウルスとだいだい同じ大きさです。
ガチャ恐竜と違って胴体や足などの各パーツをくっつけたような感じではありません。
土台から恐竜までひとつながりの型に、レジンを流し込んで作っているようです。
なので、可動箇所もありません。
デフォルメといっても、目つき以外はわりとリアルな感じです。
全身の鱗もしっかり作られています。
小さくても細かいところに力が入っていて、すごくいいです。
目は黒目の中に赤い瞳孔が描かれています。
パッとみると小さい黒目だけが見えるので、柔らかい目つきで可愛らしい感じがします。
肉食恐竜としては珍しく、口を閉じた様子での再現。
でも、一本一本細かく作られたキバが上顎から覗いています。
指は小さいですが、ちゃんと2本あります。
頭から尻尾にかけて、背中には小さなトゲが表現されています。
黒のまだら模様があるのとないのとでは、印象が違いますね。
もちろん模様を入れたほうが、アクセントになっていてかっこいいです。
右足は少し浮かせていて、歩いているふうになっています。
指の上の鱗もしっかり作っています。
足先の色は土台の色と一緒です。
爪の色は変えてもらえると嬉しいですが、これでも悪くはないかなと。
デフォルメなので、やや短めな尻尾。
土台は装飾なども特になく、単純に土を表現しています。
裏面には「恐竜王国中里」「タルボサウルス」「メイド・イン・神流」の刻印。
おわりに
デフォルメされて可愛らしい顔つきになっても、大きな頭に小さい手、太く力強い足と、タルボサウルスの特徴をよく表しています。
さらに、この小ささでキバや鱗など細かいところまでしっかり造形されているのも素晴らしいですね。
個人的には、海洋堂の恐竜発掘記シリーズと一緒にPCまわりに並べておいても邪魔にならないサイズなのが嬉しいところ。
デフォルメシリーズからはテリジノサウルスやサイカニアも出ているので、手に入れたらまたレビューします。
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