【恐竜フィギュア】ティラノサウルス2019(Papo)レビュー

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー PAPO
おススメ度★★★★★(5点/5点)
おススメ度は★5です。躍動感のあるポージングや1/35スケール並みのサイズ感、それとアゴの噛み合わせの精緻さなど定価5,000円の価値は十分あります。

このフィギュアは2019年にPapoから発売されたもので、2012年に発売されていた緑ティラノサウルス(ランニングver.)の色違いです。

映画キングコングのバスタトサウルス・レックス

ジュラシックパークのT-rexとは一味違ったデザインの2019年ver.は、2005年ピーター・ジャクソン監督の映画「キングコング」に出てきた、バスタトサウルス・レックス(V-REX)をモデルにしているようです。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー

バスタトサウルスはティラノサウルスが進化した恐竜で、見た目としては歯並びの悪さが特徴的です。

ティラノサウルスとは違って前肢の指は3本あります。

 ティラノサウルス2019(Papo)レビュー

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー大きさは長さ32㎝、高さ13㎝、重さ350gあります。

フィギュア自体がそこそこの重さがあるので、落としたりしないようにしましょう。

手や足の指のような細い部分は折れてしまうかもしれません。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー頭部はティラノサウルスらしく、かなり頭でっかちな感じです。

下アゴがわりと大きめに作られていて、アゴが強力な武器になっているのを伺わせます。

pnsoのティラノサウルス・ウィルソン2017

 実物標本の“スタン”をもとに作られたPNSOのティラノサウルス・ウィルソンを見てみると、下あごに縦横の厚みがあるのが分かります。

実際の化石標本に忠実に作られたティラノサウルス・レックスのフィギュア ティラノサウルス“ウィルソン”
【恐竜フィギュア】ティラノサウルス“ウィルソン”(PNSO)レビュー

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー

最も特徴的なのが歯並びで、アゴには大小のキバがいびつに並んでいます。

いかにも獰猛な肉食獣といった雰囲気です。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビューアゴが可動します。

そして、このフィギュアが凝っているのは、歯が規則性なくバラバラ並んでいるのに、ちゃんとアゴが閉まるところ。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー細かく見ると、キバが収まるように唇に凹みが入っていて、例えば下アゴ先の長いキバが上アゴのくぼみにハマるようになっています。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー後頭部の分割線が割とはっきり見えるので、気になる人もいるかと思います。

他の個体でも見えていたので、個体差ではなさそうです。

もう少しわからなくなるように造形や塗装を工夫してくれるといいんですけどね。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー腕は実際のティラノサウルスより少し長めです。

ちなみにモデルのV-REXは指が3本あります。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー頭が大きく、足も長く太いせいもあって、胴体が少し細身に感じます。

表面の造形はゴツゴツしたワニのようなウロコ仕様です。

あばら骨がみえて、痩せこけているような雰囲気にも感じます。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビューかかとからつま先部分にかけては実物標本より大きめですが、これのおかげで安定感が出て、2本足で自立することができます。

アマゾンレビューなどみると、自立しないものもあるみたいですが、これは個体差でしょうね。

私のT-REXは全く倒れません。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー足先は爪の造形もさることながら、すねや指の背中にある大きめのウロコも手抜きがありません。

カラーリングも濃淡があって立体的な感じが出ています。

papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー尻尾は実際のT-REXよりやや短めです。papoのティラノサウルス2019のフィギュアレビュー大きな頭とバランスを取るように太い尻尾が伸びており、体をほぼ完全に水平に保って自立しています。

アロサウルス2019スピノサウルスもそうですが、パポは難しいポージングでもしっかり自立させるからすごいですよね。

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