★★★★☆(4点/5点)
定価はアマゾンで4000〜5000円です。
結論から言うと、お財布が許すなら下の2つの方がおすすめです。
ただ5,000円位の価格帯のスピノサウルスフィギュアとしては1番だとは思います。
最新のスピノサウルスの姿がいいならPNSOスピノサウルス
今回のパポ のスピノサウルスはジュラシックパークを意識した造形なので、最新学説とはだいぶ姿が違います。
学説に基づいた造形ならPNSOのスピノサウルスフィギュアがよく出来ていますのでそちらがいいと思います。
1万円程度ですがおすすめです。
【恐竜フィギュア】スピノサウルス“エッシェン”(PNSO)レビュー
最上級のジュラシックパーク型スピノサウルスはW-dragon製です
5万とか10万とか出せばプライムワンなどの超かっこいいJPスピノサウルスが手に入るかもしれませんが、そんな金額はなかなか出せないと思います。
それよりは圧倒的に安いにもかかわらず、劇中さながらのスピノがW-dragonから1万円程度で販売されています。
1kgあってガシガシ遊ぶには重すぎますが、十分満足感を得られる出来なのでJP好きならこちらがおすすめです。
【恐竜フィギュア】スピノサウルス・エジプティアクス(W-dragon)レビュー
【恐竜フィギュア】スピノサウルス(Papo)レビュー
では、パポ のスピノサウルスを見ていきます。
雰囲気はジュラシックパーク3のスピノサウルスに似た顔をしていて、映画と同様に2足歩行で造形されています。
長さは30cm、高さは18cm、幅は顔を右に向けていることもあって10cmあり、そこそこ場所をとると思います。
口だけ可動する造りになっていて20度くらい開きます。
口の中も丁寧に作られていて、舌にもシワが入っていてザラザラした質感が伝わってくる。
この頃のスピノサウルスは上あごのくぼみがありません。
実際は上あごに下あごのキバがおさまるようになっています。
目はライムグリーンでワニやヤモリみたいなネコ目をしています。
目のところにある突起もジュラシックパーク3のスピノサウルスと同じです。
頭が低めにして尻尾を上げていて、水場で魚を採っている最中のような姿勢をしています。
ですが、右斜め上を見ていて、もしかしたらT-rexなどを睨んでいるシーンなのかもしれません。
体表はゴツゴツとした大きめのウロコが並び、塗装は黒や灰色を多く使っているためイリエワニやナイルワニみたいの恐竜版みたいな雰囲気です。
背ビレは最新の復元では二つの山を持っていますが、10年前は単純に山なりでした。
色はよく見ると黒や緑、ベージュなど複雑な色が虹状に塗られています。
スピノサウルスは人差し指の爪が特に大きいのですが、フィギュアでもちゃんと大きめに作られています。
腕自体は長いですが、そんなに太さはない印象です。
足はガッチリしています。
今のスピノサウルスは短足で、体格からしたら弱々しい脚で復元されることが多いです。
アメリカのアマゾンレビューを見ると、帆や爪が折れたり塗装がよく剥げたりするというコメントがいくつか見られました。
小さい子のラフプレーにはあまり耐えられないのかもしれません。
あと、頭の方が重いので暑い日は足が柔らかくなって前の方に傾いてくるといったことも書いてありましたが、確かにそうかもしれません。
私のスピノサウルスフィギュアも両足の裏がしっかり接地しておらず、少し右足が傾いて浮いています。
ただ、倒れるほど変形していません。
ここは個体差なんだと思います。
曲がっていても、ドライヤーや暑いお湯などで矯正すれば直るようです。
このへんはフェバリット のソフトモデルで何度もやっているので、個人的にはあまり問題ではないですが、初めてやる人は火傷しないように気を付けましょう。
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