★★★★★(5点/5点)
2014年に発売されたREBORの1/35スケールティラノサウルスフィギュアで、大きさは全長36cm、高さ17㎝、重さは約1kgあります。
PVC製で固く、表面を押してもほとんど凹みません。
映画ジュラシックパークに登場するティラノサウルスに似た顔つきをしていて、実際のティラノサウルスよりもやや頭は大きく、幅もぶ厚く作られています。
ポージングは右足を岩場にのせて、威嚇するようなポージングです。
右足の下に置かれる岩に足を乗せるだけで足裏のはめ込みなどはないため、足の置き方が悪いとフィギュアがスライドして倒れてしまいます。
なので、ちゃんと自立はしますが、少し不安定で置き場所を選びます。
Amazonでは約10,000円で売られていますが、質感、見た目ともよくできていて、値段に見合う商品だと思います。
同価格帯のPNSOやW-dragonのフィギュアにも見劣りしません。
顔つきがジュラシックパークのT-REXっぽかったり、色が赤かったりするので、そのへんが嫌でない方にはおすすめです。
2019年になって“Killer Queen”と名付けられたティラノサウルスのフィギュアがREBORから発売されています。
そっちの方がもっとジュラシックパークのT-REXにそっくりに作られているため、映画のデザインが好きな人にはそっちの方がいいかもしれません。
頭は縦横共に分厚く、実物のティラノサウルスより大きめに作られています。
目から鼻にかけての部分(吻部)の幅を実際より大きくしたことで、全体的にボリュームが出ているようです。
そのせいで本来正面を向いている目がやや横付きしてしまっているようにも見えます。
眉のところにアロサウルス のような山脈状の出っ張りが鼻の方へ続いています。
この目の突起物がカッコいいという人もいるんじゃないでしょうか。
目はオレンジ色で、黒い瞳をしています。
悪くはないですけど、この配色はキャラクター感が出ますね。
このフィギュアは口が開閉します。
口の中も歯や歯茎、舌、口蓋どの造形もよくできていて、塗装も綺麗です。
口内は唾液を表現するため(たぶん)、テカリのある塗装になっています。
口元はウロコの作りが丁寧なだけでなく、塗装もベージュの上から黒を吹き付けたようになって、細かい作業が見て取れます。
口元だけではないですが、このフィギュアは塗装が複雑になっており、高級感が出ていて、カッコいいです。
頭や背中には棘突起の部分にトゲが作られています。
本当にあったかは分かりませんが、アクセントになっているのでカッコいいアレンジですね。
体の血管やシワ、肋骨の浮き出ている様子がリアルで、少し気持ち悪く感じるくらいです。
全体的に上側は赤茶色ですが、スポット的に黒っぽくなっていたり、また茶色やベージュの部分も混ざっていたり、複雑なカラーリングをしています。
足は実際より少し長めな気もしますが、筋肉質で躍動感のある太く力強い足をしています。
ふくらはぎなんか見ていると、積極的に狩りをしていたようなアグレッシブさを感じますね。
手足の爪は歯と同じ色をしています。
私の中では黒っぽい塗装のフィギュアが多い印象ですが、白っぽいのも違和感なくいい感じです。
台座の岩場は苔が生えたような装飾がされています。
この台座は別売りのトリケラトプスの死骸と入れ替えることができ、ティラノサウルスがトリケラトプスを仕留めたシーンを再現することができます。
フィギュア以外にティラノサウルスのプロフィールが載ったハガキ大のカードが入っています。
箱の表はフィギュアのレントゲン写真のようなデザインが描かれています。
裏側はラインナップが。
2015年時点では6種類ですが、今は15種類くらいに増えています。
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