【恐竜フィギュア】ティラノサウルス(フェバリット)レビュー

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー フェバリット

ティラノサウルス・ソフトモデル(フェバリット)レビュー

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

フィギュアの大きさは長さ22㎝、高さ10㎝で、材質はPVCです。

恐竜+台座のセットで、右足裏で接続します。

カラーは黒色基調でとてもシブく仕上がっています。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

ティラノサウルスは体全体に比べて頭でっかち。

脳は200gと恐竜の中で最大級の大きさであり、特に嗅球という臭いを感知する器官が発達していました。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

目は正面を向いていて、獲物を立体視できるようになっていました。

ティラノサウルスは肉食動物としてかなり進化しているため、「超肉食恐竜」と呼ばれたりもします。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

前足は極端に小さく、使い物にならないんじゃないかと思えるくらい貧弱な見た目ですが、伏せた状態から起き上がるための支えにできるくらいの力は出せたようです。

一部の学者からは獲物を引っ掻くのに使ったという説も挙がっています。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

ティラノサウルスは声帯がないので吠えることができません。

ワニや鳥のように「シューッ」という威嚇音は出せたようですが、映画ジュラシックパークのT-rexのような猛々しい雄叫びはあげられなかったようです。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

強大な体は12~16歳ごろに最も成長したようです。

ティラノサウルスの骨の断面に木の年輪のようなもの(成長遅滞線)があり、12~16歳が最も年輪の間隔が空いているのが観察されました。

1日にだいたい2㎏、4年で3000kg体重が増えたようです。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

右足の指の骨に痛風を疑う跡が残っている化石もあり、これは内臓などの赤身肉を食べて尿酸が溜まったことが原因のようです。

現代のワニやトカゲ、カメも痛風になることがわかっていて、爬虫類共通の悩みのようです。

ちなみに同じ肉食獣でも「ウリカーゼ」という酵素を持つライオンなどの肉食哺乳類は、ウリカーゼが尿酸をアラントインという物質に変えて体外に排出するため、痛風にはならないそうです。

ティラノサウルス・ソフトモデルのレビュー

2002年に発見され、2017年のギガ恐竜展でも展示された“ワイレックス”とよばれる若いオスの個体は、尻尾が途中からちぎれていました。

断面は壊疽という感染症を発症していたと思われ、これは生きている間に何者かに食いちぎられ、その後壊疽に感染したことを表しています。

そして、ティラノサウルスの尻尾を食いちぎれるのはティラノサウルスだけだろうと考えられることから、ティラノサウルスが共食いをしていた証拠とされています。

おわりに

フェバリットソフトモデルのティラノサウルスでした。

このフィギュアはちょっと不良品で足が曲がっていて、自立しませんでした。

台座に立てても自立せず、元に戻すのに苦戦してこのレビュー投稿まで時間がかかってしまいました。

最終的に、熱湯に浸けて柔らかくしたら矯正できたんですが、フェバリットのソフトモデルは少し古いものになると経年劣化?で変形してくるみたいなので購入時は要注意ですね。

2足歩行の恐竜は特に。

フェバリットのソフトモデルは安価な割にはいいフィギュアなんですけど、買って開けてみるまでちゃんと立つかわからないのが難点。

もし、このシリーズを買って変形したやつに当たってしまったら、温めると直しやすくなるんでやってみてください。

ドライヤーはなかなか温まらなかったんでお湯がおすすめですが、くれぐれも火傷には気をつけてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました